あたっく系

いつも突発的に紹介する脱衣ゲー。

今回は以前から管理人K-HEXが推している
スクウェアのPC88用ソフト「アルファ」を紹介します。








スクウェアの「アルファ」は1986年にリリースされたゲームです。
今から20年も前になりますね。

NECから発売されたパソコンPC-8800シリーズ（以下PC88）からリリースされているゲームですが、このゲームはアドベンチャーゲームというジャンルに位置しています。

ファミコンとかで言うと懐かしの「ファミコン探偵倶楽部」や「さんまの名探偵」といった、コマンドを選んでキャラクターに指示を出して行動を決めつつ、その時々に起こったストーリーを楽しむためのアドベンチャーと思ってもらえればいいでしょう。

ストーリーは、記憶喪失になった少女「クリス」が丘の上にたたずむところから始まります。
クリスのいるダイダロス号の中で起こった革命に巻き込まれ、その後クリスが冒険を重ねて革命の真実を掴んでいく、というものです。

そのPC88版として登場したアドベンチャーゲームということですが、このゲームの最たる特徴といえば、自分の行動を実際にキーボードで入力してから、主人公であるクリスを動かしていく、という形になっています。
パソコンならではの行動のさせ方といえるでしょう。

コマンドは基本的に名詞と動詞の組み合わせによって行われます。

例えば「ミル オトコ」とか「ガレキ サガス」とかいった感じで、その場所にあった行動を起こさせるのです。
名詞と動詞は逆転しても構わないのが面白い点ではあります。

移動の場合はミギ、ヒダリ、マエ、ウシロなどのコマンドを使います。
この場合のみテンキーが有効です。




ただし今のゲームに慣れている人から見ると実に煩わしいにも程があるようなシステムでして、例えば「ミル ユカ」とかやっても床は見てくれません。

思ったような行動を起こそうとしても、コマンドが合致せずになかなか先へ進めなくて、実に昔のパソコンらしい、やや融通に欠けるシステムといえるでしょう。
よって、難易度は必然的に高めです。

場所によっては面白い単語を入力して笑いを誘うような？行動を起こす事ができたりします。
エロ単語を入力すると反応があったり（笑）


↓エロ単語を入力しました。




アドベンチャーとしての難易度が高いのもさながら、状況によってはアイテムを全部ブン取られてそのままゲームの進行がストップすることだってあります。
要はハマリも存在するということなのです。

間違えた行動を起こすと、それからゲームが進まなくなってしまうために、その難易度に輪をかけた結果になってしまっていますが、逆に行動パターンを知っていれば、タイピングに自信があれば目をつぶってもクリアできてしまいます。

全てパターンで行動できる故の仕様ですが、それを考慮に入れなければ逆につまんないゲームの筆頭と思われても仕方が無いかもしれませんね。
なにぶん、昔のゲームですし。

パソコン界では、昔はこういったアドベンチャーが流行っていたんです。きちんとした行動を起こさないと確実にハマるゲームが何と多かったことか。
電波新聞社から発売された、パソコンゲーム攻略ムック「山下章のチャレアベ」とか知ってた人がいたら、結構うなづける話かもしれないです。

ファミコン世代でも、ファミコンはじめ家庭用ゲームしか触っていない人には考えられない仕様かもしれませんが、パソコンユーザーはそういった理不尽な難易度や仕様を乗り越えていった事を考えると、当時のパソコンゲーマーのタフさが垣間見えてくるかもしれません。

多分。


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で、アルファの話なんですが
何と言っても見所は主人公のクリスでしょう。




その着てるコスチュームがとにかく際どくて、まるで街中をビキニ姿で歩いている、そのような印象を受けます。
もう衣装からして脱衣状態です（笑）

今のスクウェアのキャラクターの中にもやや際どい衣装を着ている人が何名かいますが（FFのティファとかリュックとかが代表例になるのかな）、それらに比べても、この衣装の際どさは異常。

当時流行っていたアニメ「ダーティペア」あたりの影響を受けているような気がしますが、それでもクリスという清純な顔つきの女の子に、このような衣装を着せること自体、そうそう考えられない事ではないかと思うのですよ。
下なんかまんまビキニだし。

今でこそ我々は美少女ゲーの免疫がついていて、そこまで大したことが無いかとも思われますが、それでもクリスは今の美少女ゲーに出してもおかしくないような体つきをしています。


このゲーム、画面の絵柄からして、結構際どいアングルやシチュエーションとかも多用されており、今からしてもわずかの絵ではあるものの、男達のハートをがっちり掴んでいるともいえるのではないでしょうか。
あくまで予想で。


↓お尻の部分を強調




↓なんか×××されてるみたいな…




↓下からのアングルとか…




↓股開いてるし




特に男達に連れ去られるシーンは、文がなければ本当に際どいシーンのように見えたりしますね。
単にレジスタンスのサブリーダーの所に連れて行かれるだけで、特に何もされませんが（その後ポリスロボに捕まって…）


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しかしそれ以上に話題になっているのは、
「アルファ」では言うまでも無くこのシーンではないでしょうか。


↓ポリスロボに連行されて吊るされるシーン




全裸で吊るされるシーンは、今見ても「何考えてるスクウェア」的な錯覚に陥らせてくれるでしょう。

スクウェアもエロゲ出してるよ！

って（笑）


しかも清純な女の子がビキニのままならまだしも、さらにそこから素っ裸にされるってのが何ともショッキング。

まさに脱衣ゲーｗ

この存在こそがスクウェアの「黒歴史」を語る上において欠かせないのですが、逆に当時のパソコンゲームは、それほど裸に対する基準が厳しくなくて、逆にこういったものでも「演出」の一つとして許されると言う流れだったのかもしれません。

現にクリスは裸になって捕まった後も、泣きはしてるものの、そこまで根に持っていないところは、いかにサバサバしていると言うか、何と言うか（ちなみに状況によってはポリスのロボットから銃を奪う荒業を見せていたり…）。


でも女の子は裸で吊るされるのに対して


↓野郎は檻の中。





なに、この男尊女卑（汗）


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このゲームにかかわった人は結構凄い人が多いですね。

例えば音楽で言うと植松伸夫さん。
「ファイナルファンタジー」の音楽を手がけて、以降シリーズには何度も関わりを持つ事で有名です。

そしてパッケージのイラストレイターはいのまたむつみさん。
この方は現在はナムコバンダイの「テイルズオブ」シリーズのメインイラスターとしても有名な存在ですね。

昔から色々とゲーム関係のイラストにかかわっており、昔のパソコン雑誌「テクノポリス」の表紙をよく目にしていました。


そんな、今でこそヘボく見えがちの「アルファ」ではありますが、しかし当時は滑らかなアニメーションを見せるゲームとして、あらゆる雑誌から注目を浴びたゲームでもあったのです。

随所に盛り込まれた細かいアニメはもとより、レーザーガンを撃つクリスの動きに魅せられた人もいたのではないでしょうか。


↓レーザーガンを撃つクリスのアニメ




このスクウェアの技術が後々になって「ファイナルファンタジー」として開花するわけですが、こうした技術革新の前例があったからこそ、その業績が賞賛されて久しいと言えるかもしれません。
関わった方も結構有名になっている人達ばかりですし。


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「アルファ」は厳密にはエロゲーではないのですが、要素からして、妙にエロゲーくささを見せてくれた、昭和後期の作品としてもてはやされる存在です。

こういったゲームをスクウェアが出していたんだよ、ってエロ記念碑みたいな存在だと思いました（笑）

どこかエロゲアレンジしてくれないかな。
そしたら万札出しても買うよ！多分。

スクウェアはもう無理だとわかってるんだけどね…
それにしても、今のスクウェアはアニメから完全に実写に移行しちゃいました。これも時代なのかな…


↓なんとなくクリスたん




↓ボツイラスト（ポリスメカに絡まれるクリスたん）