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シューティング千夜一夜 〜第296夜〜 エイリアンズ2009年07月28日(火)08:42
![]() ちょっと時間が空いたので、早いペースで更新かけときます。 第296夜。あと4つで300。 今回も版権モノで行きます。 お題はコナミの「エイリアンズ」。 あの映画「エイリアン2」のアーケード化作品になります。 **************************** ![]() ![]() 「エイリアン2」の世界をモチーフにした、横スクロールアクションシューティングになります。 1レバー2ボタンで、主人公リプリー(2Pはヒックス)を操作します。 ボタンは立ちながらのショットと屈みながらのショットの2種類。 立ちショットは、基本的に背の高いエイリアンを倒すために使用。移動しながらショットを撃つことが可能です。一方の屈みショットは小さいエイリアンを倒すために使用。撃ちながらの移動も可能ですが、極端に機動力が低くなります。 また、両方のボタンを同時押しすることで、弾数制限有りの特殊アイテムを使用することができます。一部の箇所ではかなり有効な武器です。 ![]() ![]() リプリー(ヒックス)はパワーアップアイテムを取得することで、そのアイテムに応じたショットを放つことができます。普段はオート式のスマートガンですが、パワーアップアイテムは初期装備のスマートガンよりも強く設定されています。 アイテム、及び特殊アイテムの種類は以下の通り。 ・MISSILE 誘導性能のあるミサイルを発射する。 連射性能は低いが、障害物越しの敵を撃破することができる武器。 ・3BULLETS 上下の広い範囲で高速弾を発射する。 幅広い敵に対して有効な武器。 ・3WAY 斜め上下方向にもショットを撃ち出す。 幅広く攻撃できるものの、連射性能に乏しい武器。 ・FLAME 火炎放射を連射できるようになる。 ほとんどの敵を立って倒すことができる上に、連射性能も高い。 ・BOMB 弾数制限有りのボム。自機の近くに爆弾を投げ落とす。 床に張り付いた敵を倒すために使う。 ・SUPER BOMB 弾数制限有りの強化ボム。投げると敵が全滅する。 強力な武器ゆえに、落ちている数は少なめ。 ・肉 体力回復アイテム。特定の箇所で体力が5以下だと出現。 体力ゲージが2個増える。 ![]() ![]() 本作は残機+エネルギー制になっています。 敵に触れたり、敵の攻撃を受けたりすることでダメージを喰らい、右上(2Pは左上)に表示されているエネルギーが減少。なお、エネルギーのMAXは8です。 エネルギーが0になると残機が1機減り、残機0の状態でエネルギーが無くなるとゲームオーバー。 全6面×2周=12ステージ構成。 2周目は若干敵の量が増えています。 **************************** ![]() ![]() 「エイリアン」と聞けば、大概はあのH・R・ギーガーのデザインした、頭が特徴的な形をしている、機械的な生物を思い浮かべる事だろうと思います。個人的な話ですが、ギーガーは自分がデザインに携わった時に、かなり興味を覚えた方だっただけに、デザインには心底惚れた部分がありました(ちなみに次点はマグリット)。 その「本物のエイリアン」を実際にゲームに使用したゲームがコナミの「エイリアンズ」になります。 シリーズ化も著しい、同社の「魂斗羅」にも、明らかにエイリアンをモチーフにしたキャラクターが存在しているのですが、映画に登場した、それこそモノホンのエイリアンを登場させたゲームとしては「エイリアンズ」が初めてになるでしょう。おどろおどろしたエイリアンが所狭しと暴れまわっているゲームです。 ![]() ![]() 設定としては、かのジェームズ・キャメロン監督の名作映画「エイリアン2」のゲーム化になります。実に映画そのものの臨場感を醸し出しており、雰囲気作りに一役買っているように思います。 エイリアンの質感は、まさに映画そのもののデザインなだけに、バリバリのセンスを持っています。エイリアン、フェイスハガー、チェストバスター、エイリアンクイーンといった面子に加え、映画の終盤でクイーンとの格闘で使用したパワーローダーも彩りのある存在。映画を見た方なら頷くこと間違いなしです。 基本的にエイリアンのデザインは映画に倣っていますが、中にはゲームオリジナルのエイリアンも何体か出現しています。しかしオリジナルとはいえ、エイリアンのデザインに沿って動く姿は結構おどろおどろしく感じられるもの。殻をまとい転がるエイリアンや、電撃を放つエイリアンなどのデザインも、すごさを感じさせてくれます。 ゲームとしては、当時流行っていたベルトフロアアクションに近いものがありますが、この形にすることで、臨場感をより高めることに成功させているのではないか、と思うわけです。シューティングでありながらも、殴りまくりの爽快感のある格闘ゲームみたいな趣も垣間見えるゲームにも感じられます。 エイリアンを焼き尽くすサマはとても気持ちいいものです。あのにっくきデザインの大きなエイリアンを破壊するのは、ある種のカタルシスさえ感じるものになっているのではないでしょうか。 ![]() ![]() 雰囲気も、映画エイリアンに近いものがあり、臨場感のあるものになっています。 狭い場所をレーダーを頼りに進む場面や、下降するエレベーターの中でエイリアンの妨害に遭いながら進むシーンなど、雰囲気を大切にしているような場面が見受けられます。 音楽のシンクロ度も良くて、まさにコナミならではの雰囲気作りに一役買っているような気がします。静かな音楽が多いですが、ボス登場や山場のシーンの時には、恐怖感を煽るような音が多用されており、物々しさに拍車をかけてくれます。 個人的には、エレベーターの場面での音楽が恐怖感を煽るほど恐ろしいだと思いました。狭いエレベーターの中で、ワイヤーを3本切られると問答無用で死あるのみ、という状況がとてもよくわかる音楽を使ってるな、と感じました。ゲーセンではかなり響いていたので印象に残りやすいのですよ。 **************************** ![]() ![]() ゲーム性としては、基本的に覚えて叩くといったものになっています。 要するに、パターン性の高さが際立つ、いわゆる「覚えゲー」です。 敵は不意打ちを狙ったような配置が多く、前後や上下、画面奥からの攻撃など思いもしなかった場所から喰らうというケースが多く思います。武器によっては簡単に対処しきれずに喰らってしまうというポイントも多いでしょう。 ホラーな演出を体現するかのごとく、突発的な攻撃がメインになってきます。 例えば、前に進んでいると突然後ろから登場する、というケースが非常に多く思いますし、また、ショットでは撃ち切れない角度からの攻撃に晒されることだってあります。 攻撃する分には爽快感はあるものの、いつの間にか体力が無くなってゲームオーバーになるケースが非常に高いと感じられます。基本が覚えゲーですので、パターンを覚えてしまうまでの間は、チマチマ喰らうダメージに耐えなければいけません。 ![]() ![]() 体力も決して多いわけではなく、加えて持ち機がデフォルト2機設定なので、パターンが構築できるまでの間が、楽しめるかどうかの境界線になることでしょう。 前半面に関して言えば、2面の中ボス(鎧をまとったエイリアン)あたりが強く感じられるのではないかと思います。不規則な動きが多く、ダメージ量や攻撃量も意外と高いために、何も知らずに戦うとかなりの強さを誇っているボスの一つになります。 2面から3面にかけてはステージの長さが際立っており、3面に関してはゲーム全体の半分あたりを占める長さを持っています(というか4面と6面が短すぎ)。3面は所々に中ボス系のエイリアンが巣食っていますので、安定して抜けるのもままならないのではないか、と思います。 逆に、前半3ステージを安定してクリアできるようになれば、他のステージは覚える部分が少ないために楽々クリアまで行くのではないかと。一定のパターン化が必要な箇所もありますが、ランダム性が少ないために、やり込む度に先へ進めるようになる典型的なゲームの一つだと言えるでしょう。 ![]() ![]() 惜しむらくは武器の使い分けがあまり必要ないところでしょうか。 4種類の武器の中ではFLAMEが非常に強く、これ1本あれば全ステージ渡り合えるために、他の武器が役に立つような場所があれば良かったかな、と思う次第です。FLAMEで敵を焼き尽くすのが気持ちいいのですが、逆に大味感も感じられるように見えてしまいます(ミサイルでプレイするのが面白いんですけどね)。 あとボタン両押しの武器も取って着けたようなギミックに見えるのが少々気になった点です。地雷のようなボムは金網に張り付いたエイリアンを駆除するぐらいしか使い道が無いので、こういった武器をもっと積極的に使わせてくれるギミックがあれば良かったかな、と感じます。 **************************** ![]() ![]() 映画「エイリアン2」の雰囲気がそのまま楽しめるのが利点の作品になるのですが、ゲームに関して言うと、スマートで平坦な雰囲気があります。パターンを確立させれば安定して先へ進む事ができるゲームなので、割と重宝した方もいるのでは。 最も、本作は雰囲気を楽しむゲームという側面が強いので、ゲーム性に触れるのは野暮かもしれません。そういう意味で言うと、何も考えずに楽しむのが正しい遊び方になるのかもしれないです。 ![]() なお、本作には海外版が存在するのですが、海外版は国内版には存在していない3Dシューティングステージがあるとのこと。映画に登場した少女ニュートが、国内版には存在せず、海外版には存在しています。 ![]() ![]() また、「エイリアン」作品の派生作品としてはカプコンの「エイリアンVSプレデター」や、セガの3Dシューティングである「エイリアン3・ザ・ガン」などが存在しています。 中でも、カプコンの「エイリアンVSプレデター」は、ベルトフロアアクションの中ではかなりのヒット作となった作品であると言えるでしょう。全員が飛び道具を使える上に、連続技のセンスなどが光ってて、プレイのし易さや爽快感が非常に高いゲームに仕上がっていました。 自分も当時結構ハマっていた作品で、偽プレデター退治に鎬を削っていたのもいい思い出です。1人用もいいのですが、複数人でプレイするのも面白いゲームですよね。 コメント海外版には3D面が2009年07月28日(火)09:59 政@親父 #OARS9n6I URL 編集
エイリアンズ
国内版は比較的クリアーがかんたんですが、海外版の3D面(乗り物に乗りシューティング)が難しいためクリアーできません。 コナミはこの頃から版権物重視でしたね。 全員が飛び道具を使える2009年07月28日(火)10:25 kuma #- URL 編集
ああ、千夜一夜決定ですね。「エイリアンVSプレデター」
ベルトスクロールアクションだったと記憶してたのですが、記事を読んでいるとエイリアンVSプレデターと混じり合ってました。 パワーローダーの記憶もあるし・・・ i一部海外限定
あの3Dは日本にない仕様だったのですね。
これ今だやってないのですが、今度やってみようかな。 でも日本と海外版どちらがオススメなのでしょうか?(やっぱり日本版か?) >エイプレ(カプコン) 売り上げ良いのか知りませんけどあれは良作ですね。 コンボが決められたり追い討ちができたりと格ゲーのノウハウが生かされてるのでしょうね。 なんか後のデビルメイクライとかゲームラボが言ってましたね。 エリプレはやるべきか2009年07月29日(水)02:04 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>政@親父さん
エイリアンズの3Dステージは連射が必要なため、難しく感じるかもしれないですね。 しかも3D抜けると、強制的にスマートガンに戻されるという… >版権物重視 TMNT、X-MEN、GIジョーなど、アメコミ関連のゲームが闊歩してた時代ですね。 あと、バッキーオヘアという変り種もありましたよね。 >kumaさん エリプレもやってみたいなー、個人的に。 エイリアンズは、エリプレよりも雰囲気を重視した上でシューティング寄りになったような感じでしょうか。パワーローダーが使いにくかったです。 >キュウさん ステージを楽々クリアしたいのなら、国内版の方がオススメでしょう。 基板となると簡単には見つからないとは思われますが… >エリプレ プレデターの空中連続技やスライディングなど、色々な事ができるのが面白かったですね。どれも使い方を間違えなければ強いので、操作に慣れてくると楽しくなってくるというのが素敵でした。 曲が良かったですね2009年07月29日(水)22:30 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>元友店長さん
ステージ1、ステージ5の音楽とか、盛り上がれる曲もありましたよね。 昔から音楽に拘りがあるだけに、納得の出来だと感じますよ。ええ。 デモプレイで軽いネタバレ2009年07月30日(木)01:26 全ア愛 #AQvzauzI URL 編集
当時、2周クリア寸前までやり込みました。
クリアしていれば人生初の2周エンドゲー初2周クリアだったんですが。 ところでこのゲームには裏技がありますね。 肉が複数出るところの手前で体力を少し減らしておき、出てきた肉を取って体力ゲージの上限を越えると1UP。 1UP後の体力量は振り切った余剰分しかないものの(例:残1体力5で2個出た肉を取ると残2体力1に)、肉の出現条件は満たしているのでそのまま肉を取れば実質丸1人増やせるというもの。 但し、増えた直後の体力の少ない状態で一発喰らうと初期装備に戻されて厳しくなるという難点もありますが。 この後に出たバッキーオヘアにも同様のシステムが取り入れられていましたね。 こちらはより増やし易くなっていましたが。 しかしこの当時のコナミには一体何があったのやら… TMNT、シンプソンズ、前述のバッキーオヘア、X-MEN、アステリクス… 他はともかく、アステリクスは今の日本でもどれだけの人が原作を知っているのやら。 this time it's war.2009年07月31日(金)00:05 武紳 #BikgAKP6 URL 編集
ご無沙汰しております。
デザインを模倣した亜流は数あれど、版権を取得するほど本家に惚れ込んだメーカーは、当時は珍しかったのではないでしょうか。 小心者ゆえリアルタイムでは手を付けられず、映画を見たのも大学入学後という体たらく。その分カプコン版AVPは散々やりこみました。 近年発売されたガンシューティング版は、味方誤射が多すぎて匙を投げました。ドロップシップからAPCで発進、居住区展開までの演出は最高なのですが。 変則エクステンド2009年07月31日(金)02:35 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>全ア愛さん
肉が2個取れる場所をうまく利用して、変則エクステンドって芸当もできましたよね。ただ、エネルギー1個の状態でしばらく進まないといけないので、武器を失うというリスクもはらんでた技でもありましたねー。 復活時に肉を取って、いつの間にか1UPって事が起こるので、結構錯覚を引き起こしやすい技でもありますね。 >アステリクス ベルトフロアアクションでありましたよねー。 これなんか、どれだけの人が原作を知ってるのやら… >武紳さん どうもご無沙汰です。 版権物って、当時の尺度で言うとかなり珍しいものでしたね。エイリアンは模倣物は数あれど、版権まで取ってのゲーム化は珍しい部類にあたると感じます。 >近年発売されたガンシューティング版 これ、演出が素晴らしいだけに、難易度が馬鹿みたいに高くて勿体無い気がするんですよね。確かに誤射の多さがすごく引っ掛かりました。 コナミのエイリアン好きは異常2009年08月07日(金)23:56 Birdhead #- URL 編集
>同社の「魂斗羅」にも、明らかにエイリアンをモチーフにしたキャラクターが存在
ついでに「核保有超大国とエイリアン軍団が手を結び」とかいう敵を国連特殊部隊が殲滅するA-JAX(後半がエイリアン風味?)も例にいれなくては。 まあセガもこんな路線が昔から好きでしたが。 確かに…2009年08月08日(土)03:00 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>Birdheadさん
そういえばA-JAXにもそのような設定がありましたねー。 後半面に行くほどエイリアンっぽい敵が目立ってくるという。 SUPER魂斗羅も、もろにエイリアン走らせましたし、当時のコナミはエイリアンに思い入れがあったのかな、と思ったり。 >セガ エイリアンストームとかは、もろにそういった路線が目立ってましたね。 2009年11月03日(火)01:08 AB−SEIYA #- URL 編集
エイリアンズはまだやったことが無かったけど、初プレイは3Dシューティングが存在する海外バージョンを試しにプレイしましたけど、3Dシューティングは敵が登場してスコアを稼げられマス。海外バージョンは少女ニュートを助ける前に敵にさらわれてしまいましたけど、ただゲームが下手過ぎて2面ボスで死にました。
・おまけ ステージを進んで行く時にプレイヤーがレバーを動かさないでいると45秒〜70秒経過したときに待ち防止の爆弾が降って来ますので、降ってきた爆弾に触れるとライフの残量に関係なく1ミスが存在します。もう一つは2面の途中で下に下がって行くエレベーターはプレイヤーが乗りますが、エレベーターのひもが3本存在し、敵が一定数秒かするとひもが一本切れてしまい、ひもが3本全て切れてしまうと、エレベーターは転落し、エレベーターが地面に落下してしまうとライフの残量に関係なく1ミスします。 海外バージョンプレイ中に一回だけエレベーターが地面に転落して1ミスしてしまいました。 エレベーターは2009年11月03日(火)01:56 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>AB−SEIYAさん
エレベーターは、頭上の紐を3本切られたら強制的に1ミスになるので、エレベーターにエイリアンが乗っかってきたら急いで倒さないとダメですね。 とはいえ、下降中のみエイリアンが頭上に来る習性があるので、ここではFLAMEを取って、下降中は常に真上にぶっ放すのが一番効果的ではないかと。速攻が大事です。 2012年01月08日(日)13:45 元友店長 #- URL 編集
エイリアンズのサントラは出てませんが、YouTubeにうpされているのを紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=2ycNsF_mgZc&list=FLK7bn_ISJN8KXLjR4te32wA&index=25&feature=plpp_video 1stBGMが気に入ってます。 音楽の良さは流石コナミ2012年01月18日(水)01:07 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>元友店長さん
リンクありがとうございます。 聴き応えの良さは、流石コナミといったところでしょうか。 コメントの投稿トラックバックhttp://khex.blog42.fc2.com/tb.php/823-9e084bde |
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