あたっく系

シューティング 兵どもが夢の跡

Profile

K-HEX
今年もよろしくでゲソ

ツイッターはじめました。
http://twitter.com/#!/khex7495


K-HEX

★pixiv直行便
pixiv行き



★finetune

K-HEXのオススメ
Born Slippy (underworld)



★なかのひと
なかのひと

NewEntries

RecentComments

RecentTrackback

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | Comments(-) | Trackback(-) |

シューティング千夜一夜 ~第324夜~ ブラックハート

ブラックハート タイトル

第324夜。

今回は1991年の作品。
UPL/NMKの「ブラックハート」を紹介します。





どこかで見たことのある御方



?!



****************************

ブラックハート ゲーム画面その1

ブラックハート ゲーム画面その2

黒魔法軍の独裁者タラニスを打倒すべく、裏切った黒魔法軍の戦士ジルがドラゴンに乗って戦うといったストーリーで始まる本作。

1レバー2ボタンで自機を操作。
ボタンはショットブレスに使用します。

ショットボタンは連射することで繰り出せるショット。溜め撃ちの類はありません。
ブレスボタンは、ドラゴンの口からのブレス発射。画面下のブレスゲージの量だけ発射することが可能で、通常ショットよりも威力の高い武器になっています。

なお、ショットとブレスは併用して撃つことができます。


ブラックハート ゲーム画面その3

ブラックハート ゲーム画面その4

自機はアイテムを取得することによりパワーアップすることができます。
アイテムは、特定の敵・ブロックを撃破することで出現します。

アイテムの種類は以下の通り。

・フェアリー
赤い妖精。特定の敵を倒すことで出現。
自機と一緒にショットを撃ってくれる心強い味方。最大3体まで装着可能。
3体以上の時にフェアリーを取ると、敵が全滅する。

・ピクシー
青い妖精。カゴの中に入ってるものとブロックに隠れてるものがある。
取得することで、ブレスゲージを伸ばすことができる。

・コイン
特定の中型機やボスを破壊することで出現。
取得することでストックされていき、10個取るとエクステンド。

なお、自機本体のショットのパワーアップはありません。


ブラックハート ゲーム画面その5

ブラックハート ゲーム画面その6

ゲームとしてはオーソドックスな進行で、ステージ最後にいるボスを倒すことで次のステージに進むことができます。

自機の当たり判定はドラゴンに乗っている人間の部分であり、この部分に敵・敵の弾・地形が接触すると残機(ハートの数)が減り、持っているフェアリーが1個減ります。残機が全て無くなるとゲーム終了。なお、本作は戻り復活ではなくその場復活です。

全8面構成。本作はループゲームになります。


****************************

ブラックハート ゲーム画面その7

ブラックハート ゲーム画面その8

UPL発売、NMK開発といった組み合わせとなる本作。
かのシューターなら誰もが知っているはずのNMK開発作品だけあり、独特の雰囲気が漂う出来となっているのが特徴です。

自機や敵などは基本的にはポップにまとまっていますが、時折垣間見えるシュールなグラフィックやら、ステージ間のリアルな画調やらが組み合わさってて、ものすごく個性的な雰囲気が見て取れます。

ポップさがメインな割に背景はダークなカラーが目立ちます。流石タイトルに「ブラック」が付くだけあって、黒さが目立っているのかと思いますが、緑や茶色・灰色などの細かい色使いも全体的に暗さが際立っています。キャラデザインの黒くて太い主線が目立っているのもまた、暗さを際立たせているようでもあります。


ブラックハート ゲーム画面その9

ブラックハート ゲーム画面その10

ポップで暗い表現というのはこれまでには無い表現手法だと思われますが、そこに色々と混ざっているシュールな表現も、独特の表現を彩っています。ダークファンタジーの世界がメインではあるものの、ポップなグラフィックとシュールなグラフィックが混ざり合っている様は、どこか不思議な感じがします。

主に背景面でシュールな表現が多く、例えば1面の背景をよく見ると、木の向こうからイワシの頭らしき物体が顔を出しています。やり始めた当初は、高速スクロールが始まる直前のイワシの頭みたいな物体が非常に気になってしょうがありませんでした。

他にもスズメらしき動物の頭が見えていたりとか。色合いが色合いだけに、生き物の絵まで混ざっていると、不思議な世界に迷い込んだような雰囲気になれます。


ブラックハート ゲーム画面その11

また、ザコ系はポップでまとまっているものの、ボス系のキャラはほとんどがシュールだかリアルだかが混ざったような造形をしており、この点でも独特の世界観を醸し出しています。

見様によっては一貫性の無いファンタジー絵巻が繰り広げられるわけですが、これが逆に独自の世界観を作り出しているのが興味深いところ。木の後ろに唐突に魚の頭が紛れ込んだりしているあたり、実はファンタジー系を作り慣れていない部分もあったのかもしれませんが、ある程度のインパクトは残せているような気がします。


****************************

ブラックハート ゲーム画面その12

ブラックハート ゲーム画面その13

ゲーム性はというと、比較的オーソドックスなシューティングであり、見た目上では割と普通。大それたボーナスシステムというものはありませんし、溜め撃ちも存在しておらず、己の連射で敵を撃ちまくるという、シンプルなゲームに収まっています。

特にボーナス点を狙うといった必要も無いため、細かい事を考えずにショットを撃ちまくれるのは利点でもあるでしょう。パワーアップアイテムの数もフェアリーとブレスのゲージを増やすピクシーだけであるため、武器の切り替えに気を使う必要が無いのは強みです。

しかし、シンプルなシステムではあるものの、本作は難易度が非常に高い作品です。飛んでくる敵弾はそこまで早くなくて、量もさほど多くないのですが、ブラックハートには本作ならではの難しさというものがあります。


ブラックハート ゲーム画面その14

ブラックハート ゲーム画面その15

ブラックハートならではの難しさは、当たり判定の特殊さにあるでしょう。これまでのシューティング以上に、本作の当たり判定の位置関係はかなり珍しい部類にあたるのではないかと思います。

本作の主人公はドラゴンに乗った人間なのですが、当たり判定は乗っている人間の部分。にもかかわらず、ショットの出る部分がドラゴンの顔の位置になっているため、ショットが出る位置から判断して当たり判定を意識すると、確実に被弾してしまいます。

ブラックハートの自機を大きな戦闘機に例えると、自機の中央から右下にずれた部分からショットが出るような具合になります。遊んでみるとわかるのですが、この操作感覚は慣れていないと非常に難しいのです。普通のシューティングを遊び倒している身だと、当たり判定とショットの発射部分とのズレにかなりの違和感を覚えることだろうと思います。


ブラックハート ゲーム画面その16

ブラックハート ゲーム画面その17

シューティングに慣れているからだとは思いますが、ショットの出る位置がはっきりとわかる以上、当たり判定をドラゴンの身体の中央付近と見誤ってしまいがち。しかし実際には、人間の位置に当たり判定があるおかげで、弾を避けたつもりが実は当たっていた、という事が、慣れないうちは頻繁に起こります。

地形を抜ける時なども、普通に立ち回ろうとすると、何故か上の壁に激突してたりとか。隙間は狭い訳ではないのですが、地形のあるステージでは、弾が飛んでくると変なところで気を使う必要に迫られます。

同じタイプのゲームに、アイレムの「ドラゴンブリード」がありますが、こちらも似たような傾向はあるものの、自機からショットが撃ち出される上に、地形には当たり判定がないため、まだ良心的なレベル。ブラックハートの場合は自機から何のショットも出ないために、当たり判定の把握が一層判りにくく感じます。地形にも判定がしっかりあるというのも、かなり厄介なもの。


ブラックハート ゲーム画面その18

ブラックハート ゲーム画面その19

敵弾の避けにくさは、当たり判定のズレだけではなく、敵弾の大きさも理由に挙がると思います。特に黒い蝿みたいな敵が放ってくる大きめの3WAYの弾が非常に避けにくく、間が狭いせいもあって、潜ろうと試みると当たってしまうことがよくあります。

間を潜るよりも、引きつけて大きく回り込んで避けるのが有効なのですが、大概は他の敵との複合攻撃に晒されることもあって、実際にはこの方法も簡単ではないです。敵の硬さも割と高めに設定されていることもあり、弾幕を延々と避けさせられる羽目になることは必至。

単発の威力の高いブレスを有効に使って、できるだけ早く敵を倒すのが一応の攻略法ですが、パターンを組み上げるまではとても大変だと思います。ある程度の避けスキルも問われるために、長く遊ぶには当たり判定のズレをしっかり把握する必要があります。


ブラックハート ゲーム画面その20

ブラックハート ゲーム画面その21

他にも、覚えゲー的な要素が数多く、画面真上から降ってくるトゲのようなトラップなど、知らないと絶対に避けられない罠も結構な数あり、先のステージほどその傾向は強くなってきます。やりにくい要素に加えて覚える要素も多いのは厄介この上ありません。

救いなのは、エクステンドに必要なコインが多く出るため、うまくミスせずに進めば残機を多めに確保できる事。あと、パワーアップの種類が少なく、ミスでブレスゲージが減らないので、ゲージ管理次第では復活がぐっと楽になる場面もあります。

それでも、敵が無闇に硬いなど若干バランスが整っていない感もあり、特に中盤~後半は敵の耐久力の高さに泣かされると思います。大量の敵に出てこられると避けにくい弾幕を掻い潜らされるために、結局は慣れ次第、ということになるでしょうか。

1周クリアを狙うとしたら、7面の蝿みたいな敵の猛ラッシュが最も厳しいポイントになるでしょうか。ゴリ押しで進もうとするとフェアリーが減っていくために、先に進むのが非常に困難なポイントとなっています。


****************************

ブラックハート ゲーム画面その22

ブラックハート ゲーム画面その23

当たり判定が変な位置にある、硬い敵が多いために連射が必要、それに加えて覚え要素もあるなど、簡単に楽しめない要素が多い印象のあるゲームです。まぁ、難易度の高い作品はNMKの専売特許と言えば少しは合点がいきますが、敵弾の早さが目立つ他作品とは違った難しさを持ったゲームという意味では、これまでのゲームに無い個性を持っているといえます。

シンプルなシステムが売りで独特の雰囲気を持っている作品なのですが、ズレた当たり判定に伴なうやりにくさで損をしているゲームという印象です。もう少し煮詰め直す余地があったのではなかったかと思われますが…


ブラックハート ゲーム画面その24

ちなみに、海外版はドラゴンの部分に弾消し効果があります。ブレスもボタン押しっぱなしで連射ができる仕様。国内版でドラゴンの弾消し効果が無くなったのは、何らかの事情があったのでしょうか。この辺りは謎仕様です。

あと、大半のNMK作品に言えることでもあるのですが、ブラックハートは出回り面でもかなり苦戦した部類にあたるのではないかと。そのため知名度もかなり低く、ネットでの情報量も非常に少ないゲームになります。

家庭用への移植版も無し。今となっては移植がまるで望めないゲームだけに、お目にかける機会も非常に少ないと思われます。
| シューティング千夜一夜 | Comments(9) | Trackback(0) |

コメント

2010年04月15日(木)10:45 さかな。 #7yu2AX4I URL 編集
おお、タイムリー!
この間基板買ったところです
言いたい事は大体語っていただきましたね
まったく同意です
射線と当たり判定のズレがラッシュ時に地味に効いてきます
あとハエ憎し
アイテムを出す3wayハエも硬くて大変ですが、後ろから出てきて急な上昇下降を繰り返すハエにもよくやられます
しかしムスタングよりは難しいけど、ハチャメチャファイターよりは何とかなりそうな気がしますね

この後にシュトラール

2010年04月15日(木)18:15 市民ジョー #- URL 編集
NMKの横スクロールSTGは「鋼鉄要塞シュトラール」しか知らんかった・・・
すぐ以前にこんなファンタジー系STGを出していたんですね。
コレを見て真っ先にコットンを思い出してしまいました。
こっちのほうが重厚ですが。

去年やりました

2010年04月15日(木)20:05 達人王 #- URL 編集
二枚目の画像がw
初回プレイでは三面でなし崩し的にゲムオバった記憶があります

インストカードがなかったのでファイアブレスの存在に気づくのにも時間がかかりました

絶対GOODENDがあると思っていました。

2010年04月15日(木)21:26 へな #JalddpaA URL 編集
個人的な思い出で申し訳ないのですが,
とあるとても薄暗いコインスナックの奥にこのゲームがあったせいなのか,
そして奇妙になめらかなアニメーションや敵デザインのせいなのか,
このゲーム,どうも悪夢を見るような不思議な感覚に襲われます。

ドラゴンの変な羽根の動き方と,1面のボスデザインに惹かれて遊びましたが,
もともとNMK系の弾の出方はどうも苦手なので,(p-47 acesとか。)
上下に針山が現れるエリアで早々に行き詰まり,
さら置いてあったコインスナックごと消え去ってしまいました。

コインでエクステンドというあまりピンとこないフィーチャーや,半端な迷路のようなステージ構造,
そしてドラゴンの炎の微妙な使い勝手にちょっぴり違和感を感じておりましたが,
なんでもこのゲーム,最初は『コインを集めてショップでパワーアップ』というシステムのゲームとして企画されていたという話。
もし,そのシステムのまま完成していたら…なんていうことを考えたりします。

ショップで買い物をしてパワーアップする資本主義な騎士と,幕間のシリアスな画調。
全然合わない感じ。
むしろ,このゲームの心地いい違和感のあるデザインとぴったり合うのかもしれないなあ,なんて…

曲は好きだった

2010年04月15日(木)22:47 StigmaticZero #- URL 編集
このゲームはBGMを聞くためにプレイしてました。
(特に2、4ステージの曲が好きだった)
ゲーム自体は敵の耐久力の高さに自機の火力がついていっておらず、辛い印象の方が強いです。
(優先的にさばく敵を決めないとすぐ死ぬ)

あと、一部のボスがなんかデータイーストっぽいですねコレ

大好きなんだけど・・・

2010年04月16日(金)00:03 kumarinn #- URL 編集
 ぶっちゃけ未完成品なかほりプンプンですよね、インストカードも嘘書いてあるし(ムスタングも)・・・曲もいいけど自分は敵が砂になってはじける様が一番お気に入りです、あと4面背景の骨の山。 そしてなんとこのゲーム、敵弾より自機の表示の方が上なんですよね・・・どうりで避け辛いワケで。

大きい自機と避けにくい弾

2010年04月18日(日)04:30 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>さかな。さん
おお、基板購入されましたか!
ラッシュ時が確かにキツイですね。弾幕が大量にやってくると、意外とこれが避けられないことが多いせいもあって、早めの撃破を心掛けていないと大変です。

>ハチャメチャファイター
当たり判定は適性なのですが、弾の大きさに伴わないほどの弾速があまりにヤバいレベルになってるので、1周クリアはすさまじい難しさでした。


>SHIGEさん
当時はUPLらしさが無いと思ったのですが、UPL謹製でないのを知ると、案外納得の作りかもしれません。音楽とかもよく聴けばNMKらしさがありますし。

>銀河一後方に強い
壱号機はまだまだですね。
この後に最悪の弐号機が控えておりますw


>市民ジョーさん
鋼鉄要塞シュトラールはUPL謹製の作品ですね。
NMKは関わっていなかったはず…

>コットン
ファンタジー系の作品の中では連射が重要な作品の一つですね。
ボスとか変な敵が多かった印象が強いです。


>達人王さん
本当は弐号機にしようと思ってました。

ブラックハートは、初回プレイで楽しめるかどうかが決まると言っても過言ではないかも。当たり判定のクセがわからないうちは、何故ミスになったか分からないゲームですから。


>へなさん
この頃のシューティングにしては滑らかに動く部類になるので、不気味な印象を感じやすいかもしれません。羽根の羽ばたくアニメーションが、確かに独特のものがありました。

フィーチャーを全体的に見てみると、消化不良の点は否めないと思います。当たり判定やドラゴンの炎の性能など、色々と見直せばドラゴンブリード並のゲーム性が望めたかもしれないだけに惜しいです。コインもショップで使う設定であれば、もっとゲーム性が変化していたかもしれないですね。


>StigmaticZeroさん
BGMはマクロスと同じ方みたいで。
シューティングに合う曲になっているのが素晴らしいと思いました。
ゲームはブレスの使い勝手が微妙なのが残念ですよね。

>データイーストっぽい
あの最初のボスがカルノフ像・・・


>kumarinnさん
プレイしてみると、確かに未完成品をやっている感覚になりますよね。
威力の微妙なブレスなんか見てると特に。

>敵弾より自機の表示の方が上
鋭い!これも確かに避けにくさを倍増させている原因になってますね。
プライオリティがいかにシューティングの中で重要な要素になっているか、その反面教師のテキストにもなりそうな一例となりそうです。

コメ少ない…

2010年05月03日(月)19:37 kumarinn #- URL 編集
 せっかくなんでサントラ動画貼っときます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7806667
 HIDE-KAZさんの曲はイイですよね・・・

これはいいですね~

2010年05月05日(水)23:55 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>kumarinnさん
マクロスの音楽を良く聴いていたこともあってか、メロディーラインがとてもわかりやすいんですよね。
安定したメロディー作れる方は、尊敬に値するものでしょう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://khex.blog42.fc2.com/tb.php/898-fbff9ac5

| HOME |

Calender

<< 2017年03月 >>
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Categories

Archives

Links

身長 cm
体重 kg



FC2Ad

Powered By FC2. Designed By Seedleaf.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。