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シューティング千夜一夜 ~第347夜~ ショックトルーパーズ

ショックトルーパーズ タイトル画面

第347夜。
今年最後の千夜一夜のお題はこの作品。

ザウルスの「ショックトルーパーズ」を紹介します。
ネオジオ作品の全方位シューティングになります。


****************************

3人選ぶモードもありますよ

本編主人公ジャッカルはスタンダードキャラ

巨大組織「ブラッディスコーピオン」にさらわれたジョージ博士と、その孫娘であるセシリアを救い出すために、8人の傭兵が本拠地に立ち向かう…というストーリーで始まる本作。

1レバー4ボタンで自機を操作します。
自機を8方向に操作。ボタンはA~Dまですべて使います。

Aボタンでショット発射。通常は遠距離用に撃つショットですが、敵に接近することで接近用の攻撃を繰り出すことができます。ボタンを押しっぱなしにすることで、攻撃方向を固定させつつ動くことができます。


ロンリーウルフモードは終始1人で戦う

ローリングで動くのが本作の要

Bボタンは攻撃回避。方向ボタンと組み合わせることで回転し、敵の攻撃を回避することができます。回転中は無敵。場所によってはその場で攻撃を回避します。

Cボタンは手榴弾攻撃。弾数制限有りの威力の高い攻撃を繰り出すことができます。手榴弾の種類は、キャラクターによって異なっています。

Dボタンはキャラクターチェンジボタン。後述する「チームバトルモード」で使用するボタンで、ボタンを押すことでメンバーチェンジすることができます。キャラチェンジ中は自機の動きが止まるので注意。


マルは意外と使いやすい

ジェットパックを持った敵もいる

本作には1人でステージを進める「ロンリーウルフモード」と、3人1組で進む「チームバトルモード」を選択できます。

チームバトルモードは、キャラクター選択で自機を3人選び、Dボタンを押すことで任意で交代が可能なモード。各自が体力と手榴弾を個別で管理しているのが特徴で、キャラチェンジはいつでも可能。ただし控えのキャラクターの体力はそのままなので、頃合いを見て回復する必要があります。

最初に選択できるキャラクターは全部で8人。キャラクターによって、地形による移動速度や手榴弾の種類、攻撃力などが異なってきます。

キャラクターの種類は以下の通り。

・ジャッカル
スタンダードなキャラクター。一応本編の主人公。
手榴弾は放り投げて大爆発を起こすタイプ。初期ストック数が多め。
速度は普通。地形による影響はほとんど無い。
攻撃・速度・防御力が平均的なスタンダードキャラ。

・ミルキー
速度重視のキャラクター。本編のヒロインみたいなもの?
手榴弾は焼夷弾。放り投げると、炎が横に広がるタイプ。
速度は早め。ただし崖登りが苦手で速度が大幅に落ちる。
接近攻撃の早さが売りだが、防御力がかなり低め。

・ロキ
角刈りのスマートな戦士。仲間を殺されているらしい。
手榴弾はロケット砲。出が速いのが特徴的。
速度はやや遅め。地形による影響は比較的少なめ。
ジャッカルと並ぶほどのスタンダードぶり。ボムの使いこなしが鍵。

・サザンクロス
髪型が特徴的。勝利のポーズで服を破る。
手榴弾はブーメラン爆弾。特殊な軌道を描き、爆風の形も特殊。
速度は遅め。地形による影響は比較的少なめ。
ボムが当てにくいものの、攻撃力の高さがあるため、頼れるキャラ。

・マリービー
クールな金髪ショートの女性。ミルキーとはやや対称的なスタイル。
手榴弾はミサイル攻撃。直線的に飛ぶ高速ミサイルを放つ。
速度は早め。地形による制約はほとんど無い。
ミルキー同様、防御力が低く、機動力を上手に活かす事が求められる。

・リオ
いかにもランボーみたいな出で立ち。インディアン系。
手榴弾は弓矢爆弾。直線状の敵に対して強い。
速度はやや遅い。街ステージで速度が異様に増す。
攻撃力の低さを防御力でカバーするようなタイプ。

・マル
暇さえあれば何でも食べる太っちょ。クリア時の食べる姿が可愛い。
手榴弾はガス弾。ガスによる煙は、広範囲に広がるという特徴を持つ。
速度はそこそこあり。山岳地帯では速度が増す。
攻撃力の高さなどがあり、見た目に反してかなり使いやすいキャラ。

・ビッグママ
戦場に生きる偉大なる母。本作の真のヒロイン(断言)
手榴弾はロケットランチャー。着弾すると大爆発を起こす。
速度はかなり遅いが、地形による制約がほとんど無い。
攻撃力・防御力がとても高く、キャラクターの中ではかなり強め。


ボスは巨大な戦車

ロープに掴まるシチュエーションもあり

本作はアイテムを拾う事でパワーアップすることができます。アイテムは武器を強化するもの、ボム数を増やすもの、得点アイテムなど様々。アイテムは木箱や障害物を壊す、戦車を破壊する、敵を近接攻撃で倒す、などで取得することができます。

アイテムの種類は以下の通り。

<武器アイテム>
VALCAN
3本のショットを直線状に放つ。
単純に威力が高くて使いやすい。

HEAVY
細長いショットを放つ。
通常ショットが大きくなったような感じ。

FLAME
火炎放射攻撃を放つことができる。
出す直前が非常に遅く、リーチが短くて扱いにくい。

3WAY
3方向に攻撃を放つことができる。
ショットを全て当てると高威力。意外と使い勝手がいい。

BUSTER
直線状に破壊力・貫通力のあるショットを撃ち出す
威力が高いだけ合って、弾数・落ちている数は少なめ。

MISSLE
4本の半誘導ミサイルを発射できる。
威力は高いものの、あまり落ちていないアイテム。

ROCKET
着弾で左右に爆発を起こすロケット弾を発射する。
あまり落ちていないレアアイテム。威力は高め。

HYPER
飛距離は短いが、広範囲に爆発を起こすショット。
BUSTER、ROCKET同様に、数は少ないが威力が高い。

<得点アイテム>
ダイヤモンド(青)
得点アイテム。基本的に敵を近接攻撃することで取得できる。
スコアアップの要というべきアイテム。

ダイヤモンド(赤)
敵を全滅させられる。取った瞬間に画面上の敵が燃えて赤い屍と化す。
スコアアップ狙いだと、割と邪魔なアイテム。

ダイヤモンド(黄色)
一定時間無敵になれる。
無敵になる時間はかなり短めなので、過信は禁物。

<その他アイテム>
ボム
ボムを最大まで補充する。
重要なアイテムの一つだが、出現数は少なめ。

スピードアップ
特定のポイントだけ、速度を早めることができる。
足の遅いキャラクターにとってはありがたいアイテム。

体力回復アイテム
小さなカプセルから、おにぎり、肉、救急箱まで様々。
通常は体力回復の機会が少ないが、敵を近接攻撃で倒すとたまに取得できる。


セシリア「ぐぬぬ」

地獄のバイクチェイス

進行としては、ゲーム開始時に3つのルートから好きなルートを選び、そのルートに沿ったステージを進むことになります。

3つのルートは、山岳・ジャングル・渓流ルートがあり、それぞれ難易度は大幅に異なってきます。選んだ自機によっては得意・苦手が分かれることがあり、得意な場所だと速度増加、逆に苦手な場所だと速度が減少します。

また、それぞれのルートの3ステージをクリアすることで、ルートを途中変更することができます。ルートを変更した場合、中間地点として鉄道ステージが追加されます。その後は選んだルートの4面・5面を進む仕組みです。途中で変更しない場合は、デモ画面の後にそのまま正規ルートに進みます。


リオは岩登りが得意

バルカンはかなり強力な武器

自機は体力を持っており、ロンリーウルフモードの場合は体力が減少すると残機が1減るタイプのもの。チームバトルモードの場合は、各キャラクターが体力とボム数を管理しており、体力が全部なくなった場合、その体力の無くなったキャラクターはもう使用することができません。

なお、ゲームのバージョンによっては体力を一元管理しているタイプのものになっているものもあります。このバージョンの場合だと、ステージによっては、開幕に自機とステージの相性で体力が回復するようになっています。

全6~7ステージ構成。
本作はループゲームではありません。


****************************

近接攻撃でアイテムゲット

狭苦しい中でも戦車が動き回る

本作は「戦場の狼」をモチーフにしたような全方位シューティングになります。ネオジオではシューティング自体数が少ない傾向にあり、しかも当時は格闘ゲームが隆盛を誇っていたことから、満を持して全方位STGをリリース、といった風潮もありそうです。

ザウルスといえば、このゲームの以前にネオジオで「ステークスウィナー」というドット絵をメインとした競馬ゲームをリリースしている過去があり、キメ細かなドット絵と共に、競馬ゲームにしては今までに無い程のアクション性の強さで好評を博した作品になっています。

「ショックトルーパーズ」はそのドット絵の技術をふんだんに活かした作品になっていて、自機キャラや敵キャラのほとんどが、キメ細かなドット絵で描かれております。同社「神凰拳」みたいにレンダリングも少々は使われてはいますが、戦車や大型メカなどの非個性なキャラクターが割り当てられている程度で、他の自機や敵キャラといった面々のほとんどがドット絵による描き込み。

これから多くの各社がポリゴンに代表される新技術に移行しようとした時期にしては、珍しい血色が漂うゲームになっています。


このヒゲ野郎がラスボス

チンパンジーにバナナを取られるの巻

本作では、ザコキャラクターの描き込みが秀逸極まりなく、様々な表現で動いているのが確認できると思います。出てくるキャラが似たようなタイプではあるものの、その動きは表現豊かで、妙な親近感がわきます。

特に全ステージ通しで登場する緑色のザコキャラに個性派がとても多く、つい倒してしまうのを躊躇してしまうほど。寒さで震えてドラム缶の前で温まっている敵やら、本を見ながら談笑している敵やら、日常を伺える行動が素敵極まりありません。

好戦的に構えている敵でも、敵の後ろの物体が爆発すると、一瞬振り向いてからこちらに向けて怒り出す、といった懲りよう。敵の動き方なども、少し攻撃を与えたらナイフで突っ込んでくる敵がいたりとか、そのちょっとした動きの細かさは評価して然るべきでしょう。


最強無敵ビッグママ

やられパターンも数多く、足を押さえてもがいたり、撃ち込みまくったあげくに北斗の拳よろしく身体が四散したりと様々。ポップながらも、若干グロにも見える表現があったりするのが興味深いです。途中のボスキャラなども、止めを刺したシチュエーションによってやられパターンが変わるのが細かいですね。

「ショックトルーパーズ」の前年には、ナスカから同じドット絵がウリの「メタルスラッグ」がリリースされていますが、案外、ネオジオの戦場ゲーム同士ということで意識していたところがあるかもしれません。ザコの生き生きとした動きは、メタルスラッグ同様に売りの一つと言ってもいいでしょう。

背景の描き込みがもう少し深ければ、メタルスラッグをも凌ぐほどのレベルになれるだけに惜しいところではあるのですが、ちょっとした動きで人を惹き込むゲームは当時でもそこまで無かったために、見た目で楽しませようとする意気込みを感じさせます。


トゲつきの物騒なフォークリフト

双子の中ボスが襲いかかる

キャラクターで言えば、主人公サイド8人のキャラクターが見た目が割と個性豊かだったりするのですが、その中でもすごく異彩を放っているのが「ビッグママ」。まさに文字通りの母親キャラ。

シューティングゲームで「おかん」が出てくるのもとてもとても珍しいと思います。


↓シューティング界髄一の「おかん」 ビッグママ

ロープに掴まるビッグママの勇姿!


ンーッ!アーッ!!


仲間に一喝入れるママ


身体がデカくて包容力グンバツ。正直本編主人公であるはずのジャッカルが小さく思えるほど。しかも防御力が高いため、使い勝手もすこぶる良い部類。というか、ぶっちゃけ最強レベルだったりするのが素晴らしい。

筋肉と巨乳の融合が印象的で、インパクトが凄まじいです。2ndのエンジェルとはまた違った魅力が伺えるというか。様相はまさしく、往年の「ダダン」のCMに登場したレジー・ベネットが飛び出してきたかのよう。勝利ポーズで「アーッ!」と雄叫びを上げる姿がまさにそれだったり。

っていうか、こういうキャラこそKOFあたりに出してもらいたかったりするのは自分だけ?インパクトだけで言えばラスボスレベルも務まりそうな感。


マリービーは恋人を殺されていた

あと、ドット絵やグラフィックに注目が集まりがちな本作ですが、実は音楽もすごく良質で、聴覚に呼びかける物があります。ネオジオ作品は、他社作品であっても音楽が良いゲームが沢山あり、かなり力を入れてるようにも感じられます。

メインとなるのはロック調とジャングル調のものですが、当時はあまり聴かれなかったジャングルを取り入れたのは大きいと思います。全てのアーケードゲームを対象としても、ジャングル調の曲というのは少ない印象があり、シューティングでは「ソニックウイングス3」がメインに取り入れてたぐらいのもの。

普段からうるさいゲーセンだとじっくり聞く余裕もないものですが、音量の大きなゲーセンでプレイすると、かなりテンションが高くなること請け合い。あまり聴かれないジャングルミュージックに酔いしれてもらいたいところです。


****************************

ルート変更すると鉄道ステージに行ける

滅多に拾えない武器「HYPER」

ゲームとしては、前述のように「戦場の狼」タイプの見下ろしタイプのゲームであり、方向性はかなり似通っています。全方向に攻撃が可能で、手榴弾が投げられるとくれば、まさに戦場の狼のシステムそのもの。

ただ、戦場の狼では前と横から敵が来る事が多いのですが、本作の場合は全方向から攻撃が飛んで来る傾向があり、本作ならではの「射撃固定」を使いこなさないと簡単にはプレイできないレベルです。攻撃範囲の狭さもあって、しっかり敵を狙って撃つ必要があります。

加えて、自機の当たり判定が非常に大きい傾向があるために、Bボタンによる攻撃回避動作の使いこなしが必須。足の早い自機でも、普通に弾の間を潜るのは無理があるので、転がっている間は完全無敵の回避動作がかなり重要になってきます。


3WAYは超強力な武器

巨大戦艦の上に侵入

遠距離攻撃に加え、接近して攻撃ボタンを押す事で繰り出せる近距離攻撃で倒せる敵を見極められるようになれば、より一層、ショックトルーパーズを楽しめると思います。近距離攻撃で敵を倒せば、スコアアイテムを落とすだけでなく、アイテムがゲット出来る事があるので、すごく重要。慣れてくると大半の敵を近距離攻撃で捌くことになると思います。

もちろん後々のステージでは耐久力のある敵が多くなって近距離攻撃もままなりませんが、近距離で倒せる敵を倒せるようになれば、なかなか取得できないアイテムによって生存率も高まるという具合。慣れは必要になりますが、ハマるとスコアアップによるカタルシスを感じるのではないかと(1個3万点のダイヤは大きいですからね)。

単純に戦場の狼みたいな撃ちまくりを重視していると思いきや、ショットと近接攻撃の重要性が際立っているため、ゲーム性は大きく異なってくると思います。「戦場の狼II」みたくボムが無く、代わりに回転による緊急回避で敵の攻撃を交わすシステムも割と独特なものです。


後方からバイクがやってくる

ジャングル内は危険

また、特別なルールとして自機チェンジができるモードがある、という所も本作ならではのシステム。ロンリーウルフモードであれば、通常の戦場の狼タイプのゲームに終始するのですが、チームバトルモードを選ぶことで、キャラクターチェンジを行うことができます。

基本、それぞれの体力ゲージが独立しているため、危なくなったらチェンジする、という手が有効。また、選べるキャラクターには地形による得手不得手があるため、このステージではこのキャラクターを当てる、といった戦略も立てられます。

キャラクターには個性派が多いので、プレイヤーキャラを選ぶのに迷ったら、チームバトルを選ぶのがいいでしょう。慣れてくると、単純にボムが多めに確保できるチームバトルの方がやりやすく感じるかもしれません。


分身の術を使う中ボス

雪だるまの中には・・・

しかし、個人的にはゲームとしては若干煮詰め切れてない部分も多く見受けられるように思います。

何よりも、キャラクターの個性はあっても、性能的に似たり寄ったりに見える点が気になった点。一応、地形との相性やボムの違いなどで差別化はされていますが、ショット関係が全て自機の向いた方向に一直線に飛ぶだけのものばかりで、どれを選んでも大差ないように見えてしまいます。

自機の細かな性能まではインストカードに記載されていないため、使ってみて性能を確かめる、ということになりますが、見えないパラメータは本当に分かりにくく、さらに地形との相性も、数回のプレイで見切るといった芸当はとても難しいかと思われます。

現に、自分も出た当初は選べるキャラの性能が良く把握できなかったため、いちいち自機の交代が加わるチームバトルよりも、ロンリーウルフモードを好んでプレイしていた記憶があります(ボタンを多く扱うのは極力避けるタチなもので)。

見た目だけでなく、ショットの性能にはっきりとした違いが見られれば、より個性の強いゲームになってただけに、惜しいところだと感じました。あるキャラはワイドショットがデフォルトで撃てたりとか。また、あるキャラは全方向攻撃やホーミングミサイルが発射できる、とか。


上空から爆弾が降ってくる

モヒカンボスは単体でもかなり強力

無敵の回避動作があるとはいえ、当たり判定の大きさからして不必要な攻撃をもらいやすいというのも、ちょっとしたマイナス点になるでしょうか。突然全包囲からの攻撃に晒される、画面外からの攻撃に見舞われるなど、トラップじみた攻撃も数多く、ちょっとした覚え要素も含まれています。

ボス戦も非常に手強くて、慣れていてもかなりダメージをもらいやすいポイントです。ほとんどのボスの攻撃が、複数の攻撃の混合(例えば戦車ボスだったら、主砲+通常弾+ミサイル、時々炸裂弾といった具合)になっていて、見切りにくさはかなりのもの。自機の大きさなどもボス戦が苦しく感じる一因になるでしょうか。

ダメージを貰って瀕死になっても、ショットだけのチキンプレイに依存すると体力回復の機会は少なめ。しかしながら、体力回復を少しでも多く拾うために、積極的に攻撃を出来ない状況であっても近接攻撃を強いられるのもちょっと辛いところ。このあたりのフォローがしっかり整っていれば、バランス的にはもう少し良くなっていたかもしれません。


最終面ではレーザー戦車が登場

全ステージクリアという観点で見ると、本作はやや難しめの部類です。「戦場の狼II」みたいに使って完全無敵のメガクラッシュはないため、一つ一つの敵の行動パターンを読み取って対処するのが先決になるでしょうか。

しかし道中は敵のパターンを覚えても、ボス戦になるとアドリブが絡む場所があったりするので、地力もそれなりに必要になるでしょう。反射神経で緊急回避を使いこなす場面もあったりしますから。

ちなみに、やり慣れてくると、攻撃力と防御力のパラメータが地味に響いてきます。もし先のステージへ進みたいのであれば、デフォルトで攻撃力・防御力の両方が高いキャラが最適(機動力は緊急回避の転がりでカバーできる)。

それを考えると、ビッグママ・マル・サザンクロスあたりを使うのがかなり有効。ロンリーウルフでもチームバトルでも有用に使えるキャラになるでしょうか。逆に防御力に難のあるミルキー、マリービーあたりはクリアに手間取りそうな気が。


****************************

ラスボス「ハハハハハ」 セシリア「キャー(棒)」

最終面の飛行機の上では体力回復が一切無し

細かいデフォルメと微妙に含まれるリアルな表現が相俟って、見た目は非常に特徴的ではあるのですが、今一歩垢抜けない部分もあってか、ネオジオ作品の中ではやや話題性が低い作品になっている感もあります。

敵キャラクターに細かな動作が目立つのですが、主人公達のキメ細かさ・性能がもう少しばかり整っていれば、なお見栄えが良くなっていただけに、残念な気がします。ゲーム性等に関しても、まだ整えきれてない部分があるようにも思えます。故に、色々な意味で惜しい作品という印象です。


ラスボスのサーベル攻撃

本作がややマイナーに見える原因としては、その続編の「ショックトルーパーズ 2ndスカッド」の影響もあるかもしれません。「ショックトルーパーズ」だけでグーグル検索をかけると、大抵はこの2ndの方がひっかかると思います。



↓続編「ショックトルーパーズ 2ndスカッド」

2ndスカッドはレンダリング中心


2ndはキャラクターが4人に減っていますが、初代トルーパーズに比べると自機キャラクターがキメ細かくなっていて、差別化がしっかりなされています。初代のドット絵とは違って、どちらかというとレンダリング中心。初代とは異なるデフォルメ具合がしっかりハマっているのが強みです。

グラフィックとゲーム性のバランスが整っていて、割とやりやすく仕上がっています。初代同様に難しいゲームなものの(4面からラスボスにかけてがキツい)、ルルのようなワイドショット持ちを使えば、思った以上に楽に進めるのではないかと。


というか、エンジェルさんの無駄にデカい巨乳が取り沙汰されているのが本作の要だったりw 乳だけだったらビッグママ級のインパクト。まったく、けしからんですな。


↓でかっ

いやはや、けしからんですな


で、初代ショックトルーパーズといえば、何故かMVS販売だけで留まっており、ネオジオ本体で販売されていないそうで。この辺りの理由は何か原因があるかは不明。続編の2ndスカッドに関しては、MVS・ネオジオ版が両方とも発売されていますね。

これだけ不遇なので、ショックトルーパーズの家庭用は無いかと思われがちですが、実はPSP版の「SNKアーケードクラシックス」に収録されていたりします。KOF94に代表される人気格闘ゲームと同時収録なので、やはり話題に上りにくいのは、ご愛嬌。



<動画>

★母よ貴方は強かった・・・



テキストリンク
その1 その2 その3 その4


KRTさん(三十路)による、ビッグママでのノーコンティニュークリア動画。
防御力・攻撃力が高いもののスピードが遅い…とは言うものの、スピードの遅さは回転で目一杯カバーできるので、事実上最強。見た目も良くて、真の主役に相応しいですね!

何気に人間ボスを近接で倒して救急箱ゲットの技を使ってます。



****************************



というわけで空気の読めない本レビューですが、今年のレビューはこれにて終了。
来年もまた空気の読まない、そして読みたくないレビューを数多く提供出来れば、と思う所存です。



ダッダーン!


来年こそは400行くか?
| シューティング千夜一夜 | Comments(19) | Trackback(0) |

コメント

駄菓子屋と玩具屋のゲーム機にメタスラと必ずしも並んでるゲーム。

2011年01月01日(土)13:41 ハートキャッチ闇夢 #- URL 編集
明けましておめでとうございます。

ショックトルーパーズは私が駄菓子屋や玩具屋の寄ると必ずしもメタスラシリーズと同様に遭遇率の高い作品で、ショックトルーパーズはやってますけど、3面で倒されるケースが…。


たまに小学生や高校生のプレイを見ると、メタスラやショックトルーパーをラストまで進む姿を度々見ますね…大半の店がレベル1~3の店が…。

セカンドはやった事がないですね。(笑)

3面からぐっと難しくなりますね

2011年01月01日(土)19:39 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>ハートキャッチ闇夢さん
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

ショックトルーパーズは、紫兵士の出てくる3面あたりから難しく感じられる方が多いようですね。意外と一撃が重たかったりするために、きっちりとしたパターン作りが大切なゲームのような雰囲気があります。

母は強し

2011年01月02日(日)17:48 黄魔術士 #RFphBmaY URL 編集
どちらかというと2ndの方をやりこみましたがこちらも好きです。でもうちの地方ではあっという間にゲーセンから消えちゃいました……。
ザウルスだったんだこれ。今の今までADKだと思い込んでました。そういや忍者出てこないか。
ちょっとのダメージは気にせず敵を近接攻撃で倒しおにぎりを奪い取って回復する、というスタイルが楽しかったですね。そんな事できる余裕あるのは序盤だけですが。

しかしKRTさんの動画で改めて確認しましたが音楽かっこええですな!
ゲーセンでは埋もれてしまいそうですが低音がイイ!

確かにADKに見えなくもないかも…

2011年01月03日(月)22:36 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>黄魔術士さん
見た感じだとフォント周りとかがADKっぽいですね。この頃のザウルスは本当に無名でした。

本作は体力が無くても、気にせず近接攻撃でガツガツと殴り続けるスタイルがメジャーですね。最も、防御力の低い女キャラではなかなかできない芸当ですが。あくまでビッグママとかマルとかの防御力の備わったキャラだからこそできる戦法になるでしょうか。

常にB連打

2011年01月05日(水)01:14 村上超魔王 #DeLS.5Zw URL 編集
お初にお目にかかります。村上超魔王という者です。
シューティング千夜一夜をいつも読ませて頂いていましたが、
ついに私の人生を大幅に狂わせたショックトルーパーズシリーズにスポットが!嬉しいです!

…まぁ、正直言って前転ゲーですよね。(笑
セカンドスカッドもジャンプゲーで結局シリーズ揃って、クリア目当てならB連打しっぱなしです。

チームバトルでタイミング良く交代し続けると(または全力でD連打で)ずっと無敵でいられるインチキくさい抜け穴があったり、
キャラデザや性能差が微妙に練れてなかったり、
その割に前転・交代封印プレイで一応どうにかクリアできる(マリー単独/渓流→ジャングル)スレスレのバランス取りだったり、
作り自体は丁寧なのでやり込むほど愛おしくなる要素満載でした。

内容はまさに本レビューの通りだと思います。
微妙に練れてないけど普通に遊んでいて普通に面白いという内容で。

セカンドスカッドも飛びはねながら敵兵を斬りまくり、所構わずニュートラルボーナス稼ぎ、
4面で残機潰し、最終面の無限ザコ稼ぎ、ジャンプ禁止プレイ…と、
稼ぎや制限プレイなどでツボにハマると色々工夫できてずっと遊べると思います!
こちらもこちらでルルの基本性能とレオンのボムが極端に高性能すぎたり、
敵の攻撃力が高すぎたり、特殊銃所持中ダメージを特殊銃が肩代わりしてくれる特殊銃無双仕様だったり、
C30連を入れているとずっと無敵でいられる不具合があったりと、やはり問題はあるのですが。(笑

長文申し訳ありません。
これにて失礼いたします。

回避行動こそが最強

2011年01月05日(水)22:55 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>村上超魔王さん
はじめまして。コメントありがとうございます。

ショックトルーパーズは、初代から回避行動をメインにしたような作品のような気がします。初代は回転の汎用性が非常に高かったですね。パンチする時に回転、攻撃を交わすときにまた回転、といった感じで。

初代はもう少しキャラ性能がはっきりしていれば、もっと知名度の高いゲームになっていたかもしれないと思うと、ちょっと残念な気がします。でもルート選択で選べるステージなどは、どれも個性があるのがいいんですよね。

>セカンドスカッド
ありましたねー、30連無敵w
もっとも、当時連射装置が付いてるゲーセンって少なかったので、見られる機会は少なかったかもしれませんね。

ヤバイヤバイ

2011年01月06日(木)17:23 kuma #- URL 編集
 ショックトルーパーって、CDでしか知らないんですよぉ、とか、いつもの調子で書く所でしたが、巨乳ネーチャンの箇所を読んで、
「あり?ダダーンカーチャンは知らないけど、このネーチャンは知ってるって・・・」
 CDはセカンドスカッドの方でした。
 そう言えば「セカンドって事は、二作目なのかね?知らんなぁ」とか、ライナーノート見ながら思った記憶がチョビット・・・

2011年01月06日(木)23:43 名無しデルタトライ #- URL 編集
いや、これはホントに遊びやすい良作でしたよ
全キャラクリアは難しかったですけど・・・高校時代にクソハマってたメモリーが
あとビッグママですかw
こいつの性能だけ突出しすぎてたような感もしますが、こまけぇこたぁいいんだよの精神で
デモ中の棒読みボイスはご愛嬌ですかねwww

逆にセカンドスカッドは・・・なんか微妙な感が強すぎたような
前作よりも遊びやすくないように思えたのと、難易度が前作より上がってたような気がして、全然ハマれなかったですねえ

戦いは、これからだぁ!!

2011年01月07日(金)23:15 市民ジョー #- URL 編集
PSPのSNKアーケードクラシックスvol.1に収録されてますよ。
それ迄は名前しか知らなくて、内容は皆目見当が付かなかったんですが、やってみると面白い!
初見では正に「戦場の狼」の正当進化系だなとか思いましたが、攻撃中に方向が固定されるシステムはジャレコの「サイバトラー」とか「怒りの要塞」っぽいと思いました。

そういや、ザウルスって「龍虎2」や「ワーヒー2」のSFC移植も担当してたんですね。「クイズキングオブファイターズ」でしか知りませんでしたよ・・・・・
ADKやケイ・アミューズメントみたいなSNKと仲良しカンパニーだったって事みたいですね。

初代は割と知られないところ?

2011年01月09日(日)00:50 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>kumaさん
ショックトルーパーズのCDも2ndのみが確かリリースされていて、初代は全然リリースされていなかったはず…。初代のジャングル調というのは非常に珍しいので、この曲がCD化されていないのは勿体無い話ですね。

この時代のゲーセンにはあまり行かれてないのでしょうか。意外と名作が粒ぞろいだったりするので、調べてみるのも面白いかもしれません(というか、どの時代もそうですが…)


>名無しのデルタトライさん
どのゲームでもそうだったりするのですが、自分にフィットするものというものは、一旦ハマってしまうと面白く感じるんですよね。名無しさんのフィットしたゲームがちょうどショックトルーパーズだったのは、ある意味幸運かもしれません。

ビッグママの強さは突出していましたね。防御力が高いからなかなか倒れないという。ビシバシパンチで薙ぎ倒す母親ほど頼りがいのあるものはありません。

>セカンドスカッド
逆にセカンドの方はフィットしなかった、ということになるでしょうか。このゲームは初代とは違ったゲーム性を持っているため、別作品っぽい見方も可能でしょうね。


>市民ジョーさん
PSPの件は、一応記事の方に記述済みですね。

ゲームとしては戦場の狼タイプなのですが、サイバトラーのような近距離戦も加わっているため、独特のゲーム性を持っているような感がありますね。

ザウルスって、クイズキングオブファイターズの制作にも関わっていたのですか。あの無理矢理感が逆にたまりませんね。

地獄のエネルギー

2011年01月09日(日)18:25 村上超魔王 #DeLS.5Zw URL 編集
ショックトルーパーズのサントラですが、ちゃんと存在してますよ!
セカンドスカッドのサントラへのカップリングで1も収録されています。
1のファンも安心ですね!

もっとも、肝心のサントラは
ライナーノーツがセカンドスカッドの内容ばかりである事と、
1側で「最終面前半」と「最終面後半(兼ラスボス戦)」の収録順と曲名が逆になっている収録ミスがある事と、
ボイス集がセカンドスカッドの分しか収録されていない事と、
1のファンからすると非常にもったいない部分はあるのですが…。

サントラのライナーノーツを見て知った事なのですが、
セカンドスカッドの作曲は「ビューポイント」なども担当されている方々だそうです。
ビューポイントはハウス、セカンドスカッドはダンス、と統一感があって素晴らしいですよね。

おおお、そうでしたか!

2011年01月10日(月)01:08 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>村上超魔王さん
おお、ショックトルーパーズの初代も収録されていますか!コメントを見る限りでは、セカンドがメインになっているとのことですが、初代も結構良い感じに仕上がっていると思うので、もう少し目立たせてあげるのも良かったかもしれませんね。初代好きだとちょっとガッカリしそうな。

>ビューポイント
個人的にハウスミュージックが好きなので、ビューポのBGMはすごくツボですね。
ソリッド感溢れる背景によく似合うというか。

これがオバンと小娘の違いだわさ~!

2011年01月12日(水)22:18 武紳 #BikgAKP6 URL 編集
ご無沙汰しております。
ビッグママと言えばブラックエンジェルズ末期を思い出すジャンプ黄金期世代。残念ながら初代は未プレイですが、エンジェル嬢に惹かれて2ndは随分やり込みました。

このタイプのゲームはFPSの隆盛で、今やすっかり淘汰された感のあるのが残念です。ボタン押しっぱなしによる射線固定は良いアイデアだと思いました。

いろいろと

2011年01月13日(木)11:20 kuma #- URL 編集
 呆けが進んできてますが、1の曲も入ってましたか。曲目が一杯あったのも、言われてみれば覚えがあるような・・・
 ライナーでは触れられてなかった、と言うのは合っていたようですが。
 で、確かその頃は、バーチャロンかレイストームで遊んでたと思うんですよ。
 ヘタッピが浮気してもヘタッピなままなので、他のゲームあんまりやらなかったですね。浮気するのはコンシューマー機なので、移植がないと出会えなかったのです。

母は強い・・・

2011年01月15日(土)22:22 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>武紳さん
どうもお久しぶりです。
そしてあけましておめでとうございます。

ビッグママの強さこそは、他のヒロイン達を色々な意味で淘汰しているようで興味深いです。スタイルの良さなら2ndのエンジェルさんですが、ママにも独特の深みを感じさせてくれます。

>FPS
射撃固定の部分が、実にFPS向けの操作とも思えたり。


>kumaさん
この時代のゲームはやはり好みが分かれる…と思いきや、まぁ、あっちはハマってこっちはハマらなかったというのは誰にでもあることですので、何とも言えんですね。レトロゲーが好きで今のゲームを蛇蝎のごとく嫌い人がいれば、その逆もいる訳ですし…

嫌ってたものに興味を傾けられるとなると、新しい世界が広がってくるものだと今の自分は思いますね。それこそ「男は度胸!なんでもためしてみるものさ」って名言?があるぐらいですから。

2作目はラスボスまで行きましたよ。

2011年01月28日(金)21:43 げーむにん #- URL 編集
 セカンドしかやった事ありません・・・。
プレイしたのは20年前なのでほとんど忘れてますが、ラスボスの要塞の多彩な攻撃にバテた記憶があります。

 感覚は「戦場の狼」に近かったですね。

ラスボスはゴリ押し必至

2011年01月30日(日)22:34 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>げーむにんさん
2ndスカッドのラスボス、パーツの壊し方で難易度が大幅に変わりますね。ただし普通に難しいポイントだったりするので、ここで残機頼みになってしまうという。

ショックトルーパーズ

2011年02月14日(月)20:17 雪見大介 #JwT7T6Sk URL 編集
はじめまして、雪見大介と申します。
「ショックトルーパーズ」に興味があったので、コメントを投稿させていただきました。
と言っても実物をプレイした経験はなく、PSPのSNKアーケードクラシックスでプレイしただけですが(こうしたアクションやシューティングは、やはり据え置き機でプレイしたいです)。
私はアクション映画が好きなので、バイクに乗ってのチェイス、飛行機上での決戦などのシチュエーションが楽しかったです。
マルは中国人のオタクキャラだと思ってましたが、実は日本人みたいですね。

では、失礼します。

乗り物結構使ってますね

2011年02月17日(木)00:04 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>雪見大介さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
ショックトルーパーズは、今ではほとんど見られない戦場の狼タイプの全方位シューティングですが、こういったゲームって割とキャラクターが小さく描かれてる事が多いんですよね。それをしっかりと個性や細かい動きでカバーできているのは、ショックトルーパーズの強みだと思います。

バイクチェイスなど、細かい演出も実は光る作品だったりするわけで、もっと注目されてもいいゲームのはずなのですが…。割と作り込まれてるゲームなので、本作を取り上げる方がもっと居れば助かりますね。

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